MASAKI
徳島すぎ柾目幅はぎパネル「MASAKI」を使用し、大工が手仕事でつくる家具の初作が完成し
本日知事室に納めてきました。徳島の物産品を展示する棚として使用されるそうです。
日本の面積の2/3は森林です。
戦後人工的に植えられた木は、今がまさに伐採の時。本来であれば、山から伐り出して
どんどん使われるはずでした。
しかし、安価な外国材が市場に行き渡り、国産材が持つ品質の良さが十分に理解されないまま
杉の大径木(たいけいぼく。丸太末口で40センチ程度以上)は行き場を無くしています。
構造材、下地材、化粧材(建具材や一枚板)。
あらゆるものに形を変えて、国産材は日本の山に利益を返してくれます。
先人が苦労して大きく育てた大径木を最後まで有効に価値ある活用ができないか。
そんな思いから、柾目幅はぎパネル「MASAKI」の制作にいたりました。
「MASAKI」を通して多くの人に、人と自然が育んだ大径木(柾目)ならではの良さを知ってほしいです。
徳島すぎ大径材 球型加工
徳島市の電機商社様から
「徳島杉で球型のカウンター家具をつくってほしい」とご依頼を頂き
ろくろ職人さん協力のもと、加工をしております。
ろくろ職人さんの、木を回転させ刃物を操りながら削っていく素晴らしい技術に見とれます。
この後、大工さんの手が入り仕上げていきます。
ろくろ職人と大工職人のコラボ製品になります。
テクノスモトキさん開発の空中ディスプレイ
産業用機器などを開発販売されている、テクノスモトキさんが開発された「空中ディスプレイ」
今日の徳島新聞に大きく取り上げられていました。
その空中ディスプレイ機器を格納するカウンターを杉材で作りたいとのご依頼を頂き
弊社大工が手仕事で製作いたしました。
新聞上ではそのカウンターが写っていませんでしたので、紹介させて頂きます。
時代は、鉄から木へ、プラスチックから木へ回帰しています。
大工さん手づくりの風呂椅子
桧の風呂椅子完成しました(非売品ですが)
この椅子の大きな特徴は
接合部を、伝統工法の仕口加工『ほぞ差し割くさび締め』で固定しているところです。
座面の反り具合も大工のこだわりです!
↑↑↑ ほぞ差し割くさび締めです
可愛い造作キッチン
こんなキッチンも作っています。
内装と一体化させました。