性能表示の「防犯」って?
平成18年4月より、住宅性能表示制度の項目に「防犯」が加わりました。
「防犯」が加わり、全部で10項目の性能を表示する事になります。
「防犯」といっても幅が広いのですが、住宅性能表示制度では「開口部(窓)からの侵入防止対策」を評価することになります。
Q、どんな窓が対象になるか?(一般的に)
■人体が通過できる大きさの窓。
四角窓の場合(長辺40㎝以上短辺25㎝以上)
楕円窓の場合(長辺40㎝以上短辺30㎝以上)
円窓の場合 (直径35㎝以上)
■地面から窓の下までの高さが2m以下の窓
■ベランダの床から窓の下までの高さが2m以下かつ、水平距離で90㎝以下の窓。
Q、防犯建物部品(CP表示品)とは?
■侵入を防止する性能を有する建物部品のことを「CP表示品」とも呼びます。
Q、開口部の侵入防止対策とは?
■戸及び錠による対策(防犯建物部品でデッドボルト鎌式錠を使用したり、錠を2以上装着する)
■サッシ及びガラスによる対策(クレセントと補助錠のついたサッシを使用したり、ガラスにフィルムを張る)
■雨戸等による対策(防犯建物部品の、雨戸、面格子、シャッター等を用いる)